メットライフ生命「#老後を変える」編集部 2018.3.23この記事の所要時間:約3分

社会的なネットワークの中では、人と人のつながりが絡み合い、それぞれが各自の役割や責任を果たしています。野球も、それは同じ。いや、プロのアスリートの世界ですから、その役割はいっそう濃密ともいえます。中でも、ストッパーの役割は重要。試合開始から仲間たちがチームのためにつないできた1球、1球を背負って最後のマウンドに上がります。そこまでのプロセスを全て抱えて最後を締めくくらなければいけません。ストッパーによってチームは勝利に導かれることもあり、またその逆もあります。

埼玉西武ライオンズの増田達至投手(以下、増田投手)は29歳。社会人のNTT西日本から2012 年ドラフト1位で入団2016年からはストッパーとなり、初めて開幕から守護神を務めた昨シーズンは28セーブを挙げて4年ぶりクライマックスシリーズ進出の原動力になりました。

 

増田達至投手

 

ストッパー増田投手の「唯一の習慣」その効果効能とは?

「打たれても、負けても普通に過ごすようにしています。次の日もあるんで、球場を出るときは野球のことは忘れています」

ゆっくりと話す雰囲気は、ストッパーで日々プレッシャーを感じているようには見えません。気持ちを切り替えるようにはしていると言いますが、自分で決めているルーティンなどもないそうです。

「強いて挙げるなら、風呂に入ることでしょうか。長風呂なんですよ」

ナイターが始まる前、練習を済ませ、ミーティングを終えると、クラブハウスにあるお風呂に入るのだそうです。

「漫画が置いてあるんで。それを読みながら1時間くらい、ゆっくり入ります」

社会人野球のころから、習慣化しているという長風呂は、普通よりも少し熱めの温度にして肩まで浸かると言います。増田投手は家でもクラブハウスでもお風呂にはよく入ると振り返ります。入りながら、身体をひねるなどの軽いストレッチをすることもあるそうです。

 

リラックスしている増田投手

 

入浴には水圧によって、心臓の働きが活発になり全身の血行を良くする効果があります。また温熱作用により、熱めのお風呂は心身を活発にする交感神経を高めるといわれています。少しぬるめであれば、副交感神経系が優位になり、身体がリラックスモードになる効果もあります。

また、お風呂の中では水の浮力を受けて身体が軽くなり、空気中に比べて約1/9程度の重さになるといわれています。水深によって減少する体重は変わりますが、関節や筋肉への負荷は減り、浮遊感からリラックス効果もあります。

こうした入浴の効果を増田投手の身体が自然と感じているのだとしたら、お風呂を習慣化する理由もうなずけます。

自分の成功体験を糧にする

終始、ほんわかとした語り口の増田投手ですが、「去年、夏前の試合で、続けてやられた時とか苦しかったですね」と話します。自分自身にかかるプレッシャーはもちろん、失敗が続けば、仲間との信頼関係にも問題が生じます。そんなとき増田投手はどうしているのでしょうか?

「僕はすぐに先発投手に謝ります。『すいませんでした』って。そこからはもう普通にしています。後輩にも謝ります。あとは普通にしています」

 

インタビュー中の増田投手

 

言い訳をするわけでもなく、素直に謝る。これができる人はどれだけいるでしょうか。増田投手のようなトップアスリートであれば、謝ることは自己否定にもつながりかねません。それでも増田投手は謝ると言います。すぐ謝ることで、自分の中で引きずらないようにし、冒頭の「球場を出るときは野球のことは忘れる」スイッチにしているのかもしれません。

試合に臨むときは「今まで自分がやってきたことを思い浮かべながら、これだけやったんだという自信を持ってマウンドに上がります」と話す増田投手。自分の成功体験を糧に、自信を持つように心掛ける――このことは、トップアスリートだけでなく、誰もができることです。過去にとらわれず、前に進むためにも、自分の成功体験をあらためて振り返ってみませんか?

 

増田達至投手

 

<増田達至投手プロフィール>
出身地:兵庫県
出身校および球歴:柳学園高校~福井工業大~NTT西日本~埼玉西武ライオンズ
生年月日:1988年4月23日
入団:2012年ドラフト 1位で入団

 

 

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Posted: March 23, 2018