メットライフ生命「#老後を変える」編集部 2018.6.8この記事の所要時間:約3分

ジャズを嗜む大人に憧れるけれど、敷居が高いと思っていませんか。でも、ジャズは決して敷居が高いものではありません。もともとジャズは、南北戦争の終わりに開放された人々によって、かつて軍隊で使用されていた楽器を安く入手して始めたものといわれています。恵まれない境遇から、自由を求めて湧き上がる感情を生命感たっぷりに伝えるジャズは、むしろ普段着の音楽シーンが本来の居場所なのかもしれません。そんな自由で生命感が溢れる世界に触れ、ジャズを楽しむことを、より柔軟で快活に生きるための人生の糧としてみてはいかがでしょうか。今回は「ジャズ初心者」の人が知っておきたい伝説的な5曲を紹介します。

CMでおなじみ『What a Wonderful World』

伝説のトランペット奏者、Louis Armstrong(ルイ・アームストロング)が包み込むような温かい声で歌うこの曲は、日本のTVコマーシャルで聞いたことがある方も多いでしょう。ベトナム戦争の影響で陰惨さを増す世界に向けて、美しい自然や人の営みを描き、人間らしい心を持つことの大切さを訴えた、1968年の作品です。

甘美な声でかなわぬ恋を歌う『All of me』

この曲は1931年に作曲されて以来、先述のルイ・アームストロングを含む伝説的なアーティストたちに歌い継がれてきた曲です。去っていく恋人に、自分のすべてを持って行ってほしい、けれどそれはかなわなかったというせつない失恋歌です。黒髪にクチナシの花を挿して歌う姿でよく知られるBillie Holiday(ビリー・ホリデイ)は、「レディ・デイ」と呼ばれ、女性ボーカリスト御三家の一人ですが、彼女の苦難に満ちた人生がことさらこの曲に深みを与えているようです。

曲調も楽器編成もとにかく華やかな『In the Mood』

学校の楽団などで演奏されることも多いこの曲は、サックス奏者のジョー・ガーランドが作った曲で、ダンスパーティーで楽しく踊る男女の会話を描いた歌詞がついていました。この曲は、歌うとあまりに早口になってしまうこともあり、Glenn Miller & His Orchestra(グレン・ミラー楽団)が1939年に編曲したインストゥルメンタルバージョンが伝説的なヒット曲となりました。

クラシックピアノのように繊細な『Waltz For Debby』

ドビュッシーやラヴェルなどのクラシック音楽の要素をジャズに加えたことで知られる白人ピアニストBill Evans(ビル・エヴァンス)が、当時2歳だった姪のデビィのために1956年に作った曲です。1964年にジーン・リースというアーティストが、この曲に歌詞をつけたことからうかがえるように、幼い少女のイノセントな世界観と、そのはかなさに思いをはせる、快活なのにせつない詩情あふれる曲です。

ジャズ界に巨匠が突き付けた『So What(それがどうした)』

ジャズの帝王と称されるトランペッターMiles Davis(マイルス・デイヴィス)の長いキャリアの中でも、ジャズ史上最も売れ続けているアルバム『Kind of Blue』の中の一曲です。ここには、先述のBill Evans(ビル・エヴァンス)が参加していました。ジャズというジャンルからも自由でいたかったマイルス・デイヴィスの決断でしたが、ジャズとアフリカ系アメリカ人のアイデンティティーのつながりにこだわる人々の間で非常に物議を醸したそうです。人種や音楽ジャンルなど、レッテルを意に介さずに自由を求めて進化し続ける、それがジャズというものなのでしょう。

歌い、演奏して自分のものにしよう

どれも耳にすれば「聞いたことのある」5曲です。伝説的名曲であるため、カラオケで歌えるものや、管楽器、ピアノなど、演奏にトライしやすいものでもあります。聞くだけでなく、演奏したり歌ったりすることもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ジャズとはもともと自由なもの。あなたなりの楽しみ方を見つけつつ、一生涯の趣味するのもよいですし、ジャズの自由な発想や多様性をあなたの生き方にも取り入れて、より豊かで充実した人生にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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Posted: June 8, 2018