メットライフ生命「#老後を変える」編集部 2018.7.13この記事の所要時間:約5分

近年、自転車通勤・通学をする人の増加に伴い、自転車を街で見かける機会も増えてきました。特に趣味用の自転車としても人気のスポーツタイプは2005年以降販売台数を伸ばし、2017年も前年比12.3%増(※1)と、その人気ぶりは健在です。

自転車を利用する理由は小回りの良さや通勤時間の短縮など実用的な利点のほかに、「運動不足の解消」や「気分転換」など健康を意識した意見も多く挙げられています(※2)。実際、自転車はウォーキングや水泳と同じように有酸素運動の一つとして知られており、通勤や通学という日々の生活の中に取り入れるメリットは多そうです。

そこで実際に自転車通勤・通学を始めるために必要な物や服装、気をつけておくべきポイントをガイドします。

距離別、通勤・通学用人気自転車の選び方

通勤・通学用自転車は、目的地までの距離を目安にすると選びやすいです。

・3km以内:移動距離が短い場合は、シティサイクルやいわゆる「ママチャリ」で十分です。フレームが低いので乗り降りがしやすく、前輪にカゴが付いているタイプを選べば、ちょっとした買い物などでも重宝します。道中に上り坂がなければ、持ち運びしやすい折りたたみ自転車や、径が小さなタイヤが特徴のミニベロ自転車も選択肢の一つです。

・3〜10km:クロスバイク(スポーツバイク)
目的地まで10分以上かかるなら、スポーツバイクにすると移動が楽になります。10km以内の距離、またスポーツバイク初心者は、楽な姿勢で運転できる真っ直ぐなハンドルとクッション性のある太めのタイヤが特徴のクロスバイクがお勧めです。変則切替は軽いものから付いているので、ストップアンドゴーや上り坂でも負担が少なくスムーズに移動できます。

・10km〜:ロードバイク(スポーツバイク)
長距離の通勤や通学には、走りやすさに特化したロードバイクを選びましょう。ロードバイクの特徴はハンドルが羊のツノのようにカールしていてより前傾姿勢を取りやすく、摩擦を減らすためにタイヤも細くデザインされていることです。初めは違和感を覚えるかもしれませんが、慣れると体への負担が少なくとても楽に長距離を移動することができます。

自転車を購入する際は、以下の装備をチェックして付いていない場合は別で揃えるようにしてください。特にスポーツバイクは本体のみの販売で、装備はオプションになっていることが多いです。

・ベル:東京都をはじめとした多くの自治体の条例により、取り付け義務を定められています。

・ライト:つけ忘れや体への負担を減らすなら、本体に自動点灯式タイプを付けると良いです。取り外しできるタイプをカバンなどに付ければ、自転車本体への装備はなくても問題ありません。

・鍵:盗難を防ぐためにも、前輪と後輪、もしくは本体備付のロックとチェーンロックの組み合わせなどで、二重ロックをしましょう。

・タイヤの泥除け:衣服を汚さないために必須です。

・空気入れ:移動距離が長い場合や通勤・通学路に自転車屋さんがない場合は、自転車に備え付けられる小型の空気入れを持っておくと安心です。

・カゴ(荷物の多い場合):後ほど説明しますが、バックパックに入りきらない荷物がある場合はカゴを取り付けてもらいましょう。

自転車通勤・通学をもっと心地よくする服装とアイテム

自転車さえあれば自転車通勤・通学を始めることができますが、サイクルウェアとバックパック(リュックサック)を準備すると、通勤・通学の時間がもっと心地良くなります。

1)サイクルウェア
職場や学校で着替えられる場合は、サイクルウェアがお勧めです。サイクルウェアは自転車の運転に適しているだけでなく、擦れやすい股の部分の強度を上げるなど専用のデザインになっています。

パンツスタイルで自転車に乗る場合は、タイヤへの巻き込みや汚れを防ぐために裾留めを使うと安全かつ便利です。トップスはなんでも良いですが、スーツのジャケットは肩の動きを制限するのでできれば脱いでおきます。

本格的に自転車通勤を考えている人は、伸縮性や速乾性、シワになりにくい素材でできた自転車用スーツを選んでみてはいかがでしょうか?

2)バックパック(リュックサック)
メッセンジャーバッグなど横かけカバンは荷物の取り出しに便利ですが、長い時間自転車に乗る場合は体への負担や利便性を考えてバックパックやリュックサックといった両肩で背負えるバッグをお勧めします。

サイドポケットが複数あるタイプだと、スマートフォンや鍵などの小物も出し入れがスムーズです。肩ベルトは食い込みにくい太めのもので、ずり落ちを防ぐために胸や腰ベルト付きのものをお勧めします。

肩ベルトや背中の接地面をメッシュ素材、表面は防水性のある素材にすると、季節や天候の変化に強い快適な自転車通勤・通学を送ることができるでしょう。

安全性や快適性を高めるために

自転車通勤・通学の安全性や快適性をより高めるポイントをお伝えします。

1)安全性
万が一に備えて、グローブやヘルメットの着用をお勧めします。ヘルメットの下には季節に合わせてヘルメットキャップをかぶるとより快適に過ごすことができます。

義務付けられている防犯登録のほか、保険加入も忘れないようにしましょう。自動車保険や傷害保険に入っている場合は、特約で自転車事故の補償が付いていることがあるので確認してください。

2)快適性
年中必要なタオルや着替え、レインウェアに加え、サングラスや日焼け止め、アームカバーがあると暑い季節も快適に自転車に乗ることができます。冬にはフェイスガードやアンダーウェアで寒さから体を守りましょう。

なお、移動中に暑くなっても調節しやすいようアウターはウインドブレーカーなどを。タイヤなどに巻きつく危険性がある首回りはマフラーでなくネックウォーマーなどが適切です。

生涯の趣味として

自転車は一般的にジョギングよりも膝への負担が軽く、これから運動を始める人にとっても取り掛かりやすいスポーツと言われています。

もし自転車通勤・通学にくじけそうになったら、走行距離や消費カロリーなどがわかるサイクルコンピュータを自転車に取りつけると健康への意識も高まり、やる気がアップするかもしれません。

移動手段としてだけでなく、行動範囲も広げ、さまざまな楽しみをもたらしてくれる自転車。長く楽しめる趣味の一つとして、生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

※1 出典:自転車産業振興協会「⾃転⾞国内販売動向調査 年間総括【平成29年(2017年)】」

※2 出典:国土技術政策総合研究所

 

 

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Posted: July 13, 2018